Kさん製造 2010年入社
難しい形状がピタリとカタチになったときは最高に気持ちいい
加西で生まれ育ったので、以前から社名だけは知っていました。会社説明会でガラス加工という職種があることを知り、仕事自体に興味を持ったわけではないのですが、きちんとした会社という好印象から入社。生まれ育った街で働きたい、地元に貢献したいという思いから弊社を選びました。
石英ガラスの加工を担当しています。具体的にはガラス管及びガラス生地を、ガラス旋盤を使って火炎バーナーで熱加工し、エアーを吹き込んでカタチをつくっていくという職人の仕事です。
一通りできるようになるのに3年、自分が作りたいカタチに至るまで5年ほどかかりました。炎の温度や焼けた時の感覚、エアーを入れるタイミングなど、習得するには経験を積み重ね、感覚でコツを掴んでいきます。入社時から製造部一筋で10年経ちましたが、まだ勉強するところも多いです。
難しい形状の図面をもらって、それがちゃんとカタチになったときはやりがいを味わえますし、ピッタリと決まったときは最高に気持ちいいですね。正直に言うと、仕事を始めた当初は難しくて、楽しいと思えるようになるまでには時間がかかりましたが、できるようになってからは毎日が面白く、刺激にあふれています。
ミスがないように加工するということはもちろん、新入社員や他の部署から異動してくる人達を指導する立場でもあるので、基礎部分を丁寧に、相手の理解度に合わせて教えることをこころがけています。感覚が左右する部分が大きいので、いかに分かりやすく伝えるかがポイントです。ちゃんと相手が納得できるように教えていきたいと指導方法に工夫を凝らしています。あとは集中力を要する仕事ですから、オンとオフは意識的に切り替えるようにしています。
小さな会社ですから、何でも話せ、意見交換できる環境があります。お客様から非常に難しいオーダーがあっても、先輩や上司がサポートしてくれるので安心ですし、自分自身のスキルアップにもなります。今後は他の加工現場の経験を積み、さらに色々な知識と技術を身につけて、どんな仕事がきても、完璧にこなせるようになりたいと考えています。
加工難易度も高く、精度の高い製品を製作するにはかなりの習熟が必要ですが、頑張れば頑張るほど、どんどん上達していきますので、やりがいも大きいです。分かりやすく指導しながら、仕事の時は集中、オフの時はしっかり切り替えて、楽しく皆で成長していける職場環境をつくっていきたいと思います。モノづくりが好きな人はぜひ、弊社で手に職をつけてください。