事例・ケーススタディ

楕円形チューブレートの工程改革

成形後に、細管接合
開発事例

照明用バルブは光の効率をUPする目的で形状を楕円形にする場合もあります。

従来の工法はメインバルブを楕円形状に成形後、細管を接合する方法でしたが、接合時の火調整によりメインバルブの楕円形状が変形してしまい図面通りの形状にならず光の効率が落ちてしまいました。
そこで、メインバルブのストレート管と細菅部を接合した後、成形型にて楕円形状を成形する方法を発案し、自動化するところまで作り上げました。
途中メインバルブと細菅との管径の違いがある為に、図面通りの形状に仕上がらず、苦心しましたが設備・バーナー等を改善することを積み重ね、工程を進化させることにより実現することができました。
このバルブを使用することで、ランプメーカー様も今までにない新商品として市場投入され量産化できました。
石英ガラス加工の魅力に取りつかれた瞬間でもあったように思います。